【ささくれ・目割れ・深い傷の補修】無垢フローリングの補修・メンテナンス方法 難易度:★★☆☆☆
無垢のフローリングを永く美しく保つために大切なこと
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無垢フローリングは、見た目の美しさや本物の木の質感を気に入って新築やリノベーションにおいて無垢の木の床材を採用された方も多くいらっしゃると思います。無垢フローリングを永く美しく保つために、その特性を十分に理解頂きたいと思っています。
乾燥しすぎ、湿気が多すぎがとても苦手
無垢フローリングは、乾燥や湿気による影響を大きく受けます。特にオイル仕上げのフローリングの場合、木が湿気を吸ったり吐いたり、呼吸ができる状態です。極度の乾燥、湿気が多すぎるような木の呼吸できる範囲を超えてしまうとトラブルの原因となってしまいます。
冬場など乾燥する季節では加湿器を積極的に利用しましょう
- 加湿器は湿度が表示されるタイプのものを選びましょう
- 湿度は50~60%に設定を行います
カーペットやラグの素材に注意する
無垢のフローリングは調湿効果が高いため、滑り止め付のような通気性の悪いカーペットやラグ、ビニルマットを引くと湿気やカビの原因となります。使用する場合はこまめに位置を変えたりすることで湿気がこもらないように管理することが大事になります。
水ぶき・水濡れ時に注意する
無垢のフローリングは水に弱いと思われがちですが、実はそんなことはありません。適切に対処することで長く美しく保つことができます。無垢のフローリングは水ぶきしても大丈夫ですが、毎日行うとフローリングの油分が無くなり、汚れがしみ込みやすくなるので、日頃は乾拭き、時々水拭きが望ましいです。また、年に数回メンテナンス用オイルで保湿してあげると油分が保たれて美しい状態が長続きします。
- 水やコーヒーなどをこぼした場合はすぐに拭き取ります
- 水ぶきする場合は固く絞り拭き取ります、その後は必ず乾拭きを行ってください。