【打痕跡の補修】無垢フローリングの補修・メンテナンス方法 難易度:★★☆☆☆

打痕跡の補修方法

モノを落とすなどしてできてしまったキズや打痕跡。プロの業者にに頼むと数万円ほどかかる補修ですが、正しい補修方法を知っていれば少しのキズなら自分でも直すことができます。「やってみたいけど、何から始めたらいいのかわからない」という方のために、SOUSENが補修時によく行う方法や、気をつけた方がいいポイントについて紹介します。

用意するもの

  • 家庭用アイロン
  • かたく絞った濡れ布巾
  • サンドペーパー(#80 #100 #400)
  • タッチアップ塗料(フローリングと同系色のもの)
  • 手袋

補修手順

  1. 補修箇所のゴミを取り除き、かたく絞った濡れ布巾を補修箇所に乗せます。
  2. 予熱しておいたアイロンを布巾の上からを当てます。温度は低から始め、様子を見て調整してください。布巾が乾燥していると効果がありません。必ず水分が含まれた状態かを確認してください。
  3. 布巾を外してみて、凹みが戻っていたらそのまま乾燥するのを待ちます。凹みが残っている場合は、#80 ~ #100で研磨して凹みを均し乾燥させます。
  4. 木くずを取り除き、タッチアップ塗料をウエスを使用して塗ります。1 分ほど浸透させたら、必ずきれいなウエスを使用して、手につかなくなるまで拭きあげます。
  5. 乾燥後、#400 のペーパーを使用し、表面のザラツキを軽く研磨します。
  6. 完成

※アイロンは蒸気を押し当てるようにするとより効果的です
※高温に設定すると布が焦げる場合がありますのでご注意ください
※強く押し当てたり、何度も研磨すると塗料が落ちるので注意してください
※研磨するときはペーパーを必ず木目に沿って動かして下さい

打痕跡の補修後

動画の紹介

今回は「打痕跡の補修方法」をお伝えしました。
普段の生活の中で床の補修までやるのは結構大変なことですよね。模様替えや大掃除、連休など時間があるときにでも一度お試しください。ご自分の手で床を綺麗にしたり、補修したりすることで愛着も増しますし、長く快適に暮らすためにも、おすすめしたいメンテナンスです。